整体法で読み解く「体の不調と体の仕組み」
体の流れを邪魔している原因を読み取って、整体に導く
整体では、そうした原因が「体に書かれている情報」を読み取る技術を通して、「体の中心に力が集まった『整体の体』」に導いていきます。
それが出来れば、体の流れがスムーズになり、質の良い睡眠も可能になってきます。その結果、外に逃げていた力が中心に戻り、気になっていた体の問題も解消してくる、というのが整体法と言えるかもしれません。
今回の「膝の問題」は、一見膝は膝だけの問題と見がちかもしれませんが、体というものの仕組みや、「中心に集まる力」ということを理解していくと、本来の原因が明らかになってくるでしょう。
さて、膝の問題をテーマとして語っていくうちに、どうしても「中心の力」に行きついてしまいました。
膝に関わらず、ブログのカテゴリー「整体法で読み解く『体の不調と仕組み』」では、このことを抜きには語れません。
中心の力が逃げて元に返らないことが不調の原因
体の様々な不調は、「中心の力」が外に逃げ、末端に逃げた力が中心に戻らないことから来ています。
そして、その原因を紐解いていくのが整体法と言えます。
ですので、いまそこにある痛みや不調の箇所だけを聞いて、そこだけを観たり、施術をするだけでは根本的な解決にはなりません。
そこで整体では、体全体から読み取り、そこで操法を行ったり、体の使い方やその状態に応じた整体力学の体操を指導をしていくことで、自らの体を見つめ、感じ取り、そして体の仕組みに沿って整体になっていくことが必要になってきます。
そうでないと、自分の体は人任せ。操法自体も単なる体の修理と化してしまいます。
さて、今回のテーマである「膝の問題」。気になるのは、自分でこの問題をどのように向き合って、改善していくかでしょうね。
次回は、いよいよ膝の問題をどう解消していくかについて書く予定です。お楽しみに。