整体生活の知恵
操法後の注意点(2)
前回お伝えした操法後の注意点以外に、操法を受けた日はアルコールを嗜んだり、また入浴も当日は控えてください。
こうしたことは、普段の日でしたら1日の疲れが取れ、体を休めてくれるので全く構いません。もちろん、適量の範囲内ですけどね。
操法後は体の流れを乱している箇所が通り、リセットされた状態になっています。ですので、余計な強い刺激が入ると、せっかくの操法が台無しです。これについては前回お伝えしましたね。
一方、操法によって体が良い方向へと変化し、その状態をキープできるような刺激が入っています。そこにアルコールを飲んだり入浴をしてしまうと、体全体が緩んでしまうことで、せっかくの良い刺激までもが打ち消されてしまいます。こうした体全体を緩めてしまうこと(飲酒、入浴)も当日は控えるようにしてください。
さらに問題なのは、せっかく体が変わっていこうとしているのに、こうしたことばかりを繰り返していると、それ自体が「体への裏切り行為」となり、せっかくの整体操法による変化までもが起こらなくなってしまいます。
なかなか体の変化が呼び起せない方の中には、こうしたことを守らないことも大きな要因になっているかもしれません。
操法当日は、できるだけ整体を受ける一日として位置づければ、より操法が生きてくるでしょう。
さらには、帰りに辻堂駅西口改札前で富士山を眺めることもいいですね。