コロナ感染が早く終息して欲しいのですが、最近はまた第2波と呼ばれる段階に入ってしまったのかな、と思われます。
様々な立場の研究が出てきたようですが―安心し過ぎや不安にならないように―
その中で、最近多くの学者がこれまでの状況を分析、研究した話が流れています。ウイルスや感染症の専門家であったり、統計学の物理学者など、それぞれの立場からの提言があります。
立場や専門分野が違うだけで、話がこうも違うのかと思うのですが、そのために不安がより高まってしまうものがあったり、逆に全く心配ないとするものもあるようです。
後者には、既にウイルスの変容があり、その毒性がかなり弱まっているとするものや、また別のものでは、コロナが強力なものになる以前の今年の初めの頃に入っていたコロナウイルスが国内に広まってたことで、コロナそのものの抗体が既に日本人にはあるとする話も先ほど耳にしました。
こうした研究は、さらに他の専門家の観方や研究を進めていただきたいところですが、それまでは決して安心し過ぎて対策を怠ってしまったり、不安で気が病まないようにしたいところです。
そんな中、やっぱりそうか、という話が臨床医から出てきました。
家庭内での感染源は母親?-会食の場での感染対策をしっかりとすること-
少し前までは、いわゆる夜の街関連の感染者で占められていましたが、最近では家庭内や職場での感染者が上回ってきています。その家庭内の感染源が母親であるケースが見受けられているとのこと。
その理由が、いわゆる「ママ友」と呼ばれるお母さんたちの会食で感染し、そこから家庭内に広まったケースが現れている、と先の臨床医が話されていました。臨床の現場で観ている医療の現場での話でもあり、私が先日のブログで取り上げ懸念したことが別の場所でも起こってしまったのは、やはり由々しきことです。
飲食の場での会食は、ただ食事だけを摂るわけではなく、食事をしながら会話を楽しむ場です。レストランや飲食店の多くが、対面での食事に対しては飛沫が飛ばないような工夫をされていると思われるのですが、実際はアクリル板などの仕切りがない所もあるようです。しかも、マスクをせずに大きな声で懇談している客に注意を促さないのも問題でしょう。
こうした場から実際に感染者が出てきているケースが出てきた以上、店舗側はさらなる感染対策を施すだけでなく、入店の際には必ずマスクをするようなアナウンスをしておくことも必要です。また会食する側も、こうした場で感染者が出ているケースがあることを念頭に置いて欲しいですね。
大人達がワイワイと会食を楽しんでいる時に、子供達は静かに給食を食べている。説得力、無いですよね。
コロナ感染が長引くほど、せっかく美味しい料理を提供してくれているレストラン自体の経営が困難になってしまうと、会食する場さえも失ってしまうのですから。
それ以上に、自分自身だけでなく、大切な家族や友人にまで影響を与えてしまいます。次の世代のためにも、早くこの状況を終息させるための努力は必要です。